タリーズでバイトを始めて2か月ほど経った。
未だにミスは沢山するものの、レジはちょっとだけ慣れてきたし、裏仕事も手際が良くなってきた。
タリーズは覚えることが沢山あるので最初は頭がパンクしそうになったが、メモを頼りに休憩時間等で読み返し、これからやる仕事の手順の復習をやっている。「受験勉強をしているみたいだね」と言われたけど。
接客業でをして行く上で一番やってはいけないのはお客様に迷惑をかけること。会計を間違えたり、間違った飲み物や料理を提供すると店の信用が落ちて売り上げに関わってしまう。その他でたとえミスってもフェローで補える範囲であれば何とかなる。
あと大切なのは笑顔。不愛想だとイメージが悪い。まあお客様の中には上から目線の人もいるが、私が働いているバイト先の人たちは基本優しい。その点では恵まれたなあ、と思った。
最初は少しでもお金を稼ぎたい、という理由でバイトを始めることを考えた。そもそも周りの友達がみんなバイトをしていて自分だけやっていなかったことに危機感を覚えた、というのもあるし、「バイトしろ」と促されたのもある。(笑)でもお金を稼ぐために働くのはどうしても後々辛くなってくるし、そこはやっぱりかつて好きだったタリーズで働きたかった。
小学生のころ、塾の帰りに祖父がよく連れて行ってくれた。フェローの方たちはみんな優しくて、笑顔が素敵な人たちだった。今のバイト先の人たちも優しいが、その比にならないくらい凄かった。みんな楽しそうで、生き生きとしていた。だからキッズバリスタにも参加してカフェラテやレジ打ちにもチャレンジした。とても楽しかった。
【これが当時キッズバリスタを体験した時の写真。ちなみに左にいる男性はカフェラテを作るセンスがあったらしい】
いつか私もタリーズで働きたい。そう考えるようになったのは極めて自然なことだった。
いざ始めたら大変だった、けどね。(笑)
ポンコツなせいで、まだドリンクは作らせてもらえないから、今のところはカフェラテやハニーミルクラテを作って祖父や母にプレゼントすることが夢だ。良いバリスタになるのはまだまだ時間がかかる。だけど辞めたくないし今しかできない大好きな仕事を続けられることが楽しい。コツコツと、自分なりのペースで頑張っていこうと思う。